秋の味覚の1つとして、すだちがあります。
このすだち、皆さんはどんな効果があるかご存知でしょうか?
この時期から旬の食材になり、頂いたりスーパーなどに沢山並び出し
手に取られるかと思いますので
すだちの効能や効果と使用方法などをご紹介していきます。
すだちはこんな効果がある!
基本的には柑橘系はビタミンが豊富で、酸味があり爽やかなイメージがあります。
ほとんどの方は、季節的に秋の味覚の秋刀魚に
すだちを搾って使われるかと思います。
それは油の乗った秋刀魚にすだちを搾ることで
サッパリと食べれるという事ですね。
また、秋冬にマツタケや、鍋物の需要が多くなることもあり
すだちの消費が多くなってきます。
それは、すだちはレモンと違い風味や香りが日本的で
日本人好みの料理に相性が良いからでしょう。
そして、すだちには沢山の栄養効果があります。
♦すだちの栄養価
すだちは、レモンに比べて約2.5倍のカルシュウムとカリュウムが多く、
体内の塩分を排出してくれる効果があります。
もちろんビタミンA、ビタミンCも豊富に含まれています。
果汁にはビタミンC・クエン酸・果糖が豊富に含まれている為、
胃腸を刺激することで消化と吸収を助けてくれます。
すだちの皮には、ビタミンA・タンパク質・糖質・脂質・繊維・灰分などの
栄養素が多く含まれています。
クエン酸には、「利尿作用」「穏下作用」「浄血作用」などがあるので、
疲労の原因となる物質を取り除いてくれますので
新陳代謝を活発にしてくれます。
すだちの香りの成分として「リモネン」という成分が含まれていて
神経を休めるリラックス効果があります。
すだちで体が健康になる?
すだちを摂取することで色々な効能があります。
主に効能として、
- 抗菌免疫
- 抗酸化作用
- 解毒作用
- 血糖値低下
- 強心利尿
- 浄血作用
- 血液中のコレステロール低下
- ホルモンの増強
- 脳機能の老化防止
- 美肌効果
- 食欲増進
などがあります。
すだちの皮に多く含まれている「スダチチン」には
血糖値を下げる効果があると考えられています。
またクエン酸による疲労回復や、
すだちを皮ごと使うことで糖尿病の予防や、
カリウムによって塩分を排出することで血圧を一定に保つ効果があり
高血圧予防にも効果があると言われています。
すだちはお風呂に入れるといい?
すだちの特徴の1つとして爽やかな香りがあります。
この香気成分は、レモンやゆずよりはるかに多く含まれています。
すだちにはリモネンという成分も多く含まれており
スィートオレンジオイルというアロマオイルの主成分でもあります。
リモネンには疲れや不安、緊張をほぐす効果があると言われています。
この香気成分とリモネンによりお風呂に入れると
かなりのリラックス効果が期待できますし、
美白、美肌といった美容にも効果があるとされています。
また、血行も良くなり冷え性や神経痛、リウマチなどの作用もありますので
すだち湯にしてお風呂に入るといい事だらけで◎。
まとめ
すだちはあまり使用することがないと思われがちですが、
ゆずやレモンに比べて効能が多くありますし
どんな料理にも相性がいいので、これから使ってみてはいかがですか?
なにより捨てる所がないのが魅力的ですね。^^