突然、立ってられないほどの腰に痛みが走る「ぎっくり腰」。
ひどい時は座っていようが、寝ていようが何をしてても痛みが続き、
我慢をしなければいけませんよね。
そうなってくると
「この痛みは一体いつまで続くのだるう?」とか、
「どうやったら和らげるのだろう?」とか不安に思います。
そこで、ぎっくり腰になった時の対策や和らげる方法を
ご紹介させて頂きお役に立てればと思います。
ぎっくり腰の痛みはいつまで続く?
ぎっくり腰は痛めた程度にもより治まってくる期間も変わってきますが、
概ね3日程は痛みが酷いですが、1週間もすればかなり治まってきます。
その間、無理に動かしたりしてしまうと長引く恐れがありますので、
出来る限り安静にしておきましょう。
多分、動けないでしょうけどね・・・。^^;
2週間もすれば痛みも殆どなくなりますので、
少し痛みが治まり、動ける状態になったら整形外科で診てもらいましょう。
ぎっくり腰は椎間板ヘルニアと症状が似ているため、
自己判断で「ぎっくり腰」と決めつけないようにしましょう。
ぎっくり腰は、正式には急性腰痛症といいます。
原因は、背骨の関節の捻挫、筋肉の損傷あるいは筋膜の炎症が
原因で起こります。
捻挫や炎症が原因なので、しばらくの期間中は無理せず安静にしていれば
治まりますので安心して下さい。
ただ、椎間板ヘルニアの場合は、腰椎椎間板が突き出ていて、
脊髄中枢神経や末梢神経が圧迫されている状態です。
腰椎椎間板の出ている程度にもよりますが、ぎっくり腰より痛みが長く続きます。
ひどい方になると、下半身にしびれが出て、日常生活に支障が出てきますので、
手術をしなければいけなくなります。
ぎっくり腰かな?と思っても、必ず整形外科などで医師の診断を受けて下さい。
ぎっくり腰の痛みを和らげる対策や方法は?
ぎっくり腰の原因はさきほども言いましたが、捻挫や炎症が原因なので
まずは、和らげる対策としては湿布で炎症を抑えましょう。
痛みが酷い時は必ず安静にして無理をしないこと。
立ってたり、座ってたりするより寝ている方が腰に負担をかけないので
しばらくは横になっている事をオススメします。
少し痛みが治まってきたなら、ぎっくり腰や腰痛に効くと言われている
体操をすることで早く回復します。
TVの「ためしてガッテン」や「金スマ」などでも紹介された、
マッケンジー体操(療法)が世界的にも有名な一人でできる腰痛治療の方法です。
マッケンジー体操(療法)
- 1.うつ伏せに寝る
- 2.しばらくその姿勢で安静
- 3.腕立て伏せの要領で上体を少しずつ持ち上げる(腰は床につけたまま)
- 4.無理をしないで、できる角度で止める
- 5.うつ伏せ状態に戻る
上体を反らす事を目的ですが、決して無理をせず
1回5分程度を一日数回しっかり続けましょう。
万が一、痛みが増すようであれば、即刻中止して下さいね。
ぎっくり腰の痛みに効果的なのは温冷湿布どっち?
ぎっくり腰になったらまずは湿布で炎症を抑えましょう。
ですが、湿布でもどんなものを選んだらいいのか分からないと
選びようがありません。
ぎっくり腰は炎症を起こしている事で痛みが出ますので、
幹部を冷やす事が第一段階にすることです。
なので、2~3日は冷湿布を使用するということになります。
より効果的な使用方法としては、アイスパックや保冷剤などで20分程冷やした後、
冷湿布を貼ると効果的です。
冷やしすぎると血行不良の原因になりますので、
痛みが引き始めたら温湿布に変えてみるという方法でいいかと思います。
温・冷湿布問わず、湿布にはカンフル、サリチル酸メチルといった消炎・鎮痛作用のある成分や、
インドメタシンやケトプロフェン、フェルビナクなどの消炎・鎮痛作用のある成分
がありますが、どちらも消炎・鎮痛作用がありますのでご自身に合うと思うものを
選んでもらえればいいでしょう。
まとめ
ぎっくり腰は癖になると言われていますので、
一度なってしまったら出来るだけ予防のために体操などをして
体を動かしておきましょう。
経験上、ぎっくり腰になった後、痛みが治まっていても
急な動作や腰に負担のかかる行動は控えた方が良いです。
忘れた頃に突然痛みが出たりしますので常に意識しておいたほうが
良いと思います。