2015年のお彼岸の期間はいつ?ということで
お彼岸は春と秋に年2回あることをご存知でしょうか。
どちらのお彼岸も7日間という期間があります。
その期間はいつからいつまでがお彼岸とされているの?や、
お彼岸のお墓参りの時のお供えする物や、
お彼岸には「おはぎ」とはどういう事なのかなどを
お伝えしていきます。
お彼岸2015の期間はいつからいつまで?
お彼岸とは、「春分の日」と「秋分の日」が中日となり、
前後の3日間を合わせた7日間がお彼岸の期間になります。
その初日を「彼岸入り」といい、終日を「彼岸明け」といいます。
そして、中日である「春分の日」と「秋分の日」は
毎年決まった日付ではないので、お彼岸の時期も変わってくる訳です。
2015年の春のお彼岸(春彼岸)
3月18日(水)~3月24日(火)
中日(春分の日)3月21日(土)
2015年の秋のお彼岸(秋彼岸)
9月20日(日)~9月26日(土)
中日(秋分の日)9月23日(水)
ちなみに、2016年のお彼岸の時期は以下になります。
- 春彼岸・・・3月17日(木)~3月23日(水)
- 秋彼岸・・・9月19日(月)~9月25日(日)
お彼岸の期間は、仏壇や仏具を清めてお花やお供え物をお供えしましょう。
また、ご先祖様の供養としてお墓参りを出来ると良いです。
お彼岸2015のお墓にお供えする物は何?
お墓参りの時のお供え物は、基本的には自由で、
お花・お菓子・果物・お酒類・故人の好きだったものなどになりますが、
ここで注意することがあります。
お墓にお供えした物で、お酒類やお菓子、または腐ってしまうものなどは
そのままにせず持って帰るか、お墓やお寺で食べるようにしましょう。
食べ物をお供えしてそのままですと、鳥や猫などの動物が荒らしたり、
墓石を汚してしまいますので、必ず置いて帰らないように注意しましょう。
また、お墓参りに持っていく物もご紹介します。
- お供え物(故人が好きだった物など自由だが、注意することもある)
- 数珠
- ローソク
- お線香
- マッチ
- お花・仏花(一般的には菊や白や淡い色の花、白百合や胡蝶蘭、トルコキキョウが多い)
- 掃除道具(バケツ・スポンジ・ゴミ袋・ほうき・ちりとり等)
お彼岸2015おはぎの理由は?
日本は縄文時代などの古くから、あずきは生活に欠かせない食材でした。
そして、あずきは赤いという事で、祝いの席や儀式などの「魔除け」という
意味でお赤飯などにして捧げられていました。
また、お餅は「五穀豊穣」の意味として小豆の「魔除け」と共に
お彼岸には、ぼたもちやおはぎにしてご先祖様への感謝と供養、
家族の健康を願い墓前や仏壇にお供えする事になったそうです。
おはぎとぼた餅は、地域やお店によって違いがあるようですが
基本的に同じものになります。
では、どうして名前が違うのでしょうか?
お彼岸は春と秋にあり、春はぼたもち、秋はおはぎという風に
季節によっておはぎとぼたもちの呼び方が変わるそうです。
ぼたもちは漢字で「牡丹餅」と書きます。
牡丹は春に咲く花で、ぼたもちを牡丹に見立てたことから
春彼岸は「ぼたもち」になったと言われています。
おはぎは漢字で「お萩」と書きます。
萩は、秋の七草と呼ばれる花で、小豆の粒に似ていることから
秋彼岸は「おはぎ」になったと言われています。
小豆あんやきな粉、こしあんやつぶあん、餅の違いなどの違いで
呼び方が違う場合もありますが、どちらも同じ物と認識しておけばいいでしょう。