成人式お祝い返しで品物は必要？のし、手紙の書き方は？お礼の言葉も

大きな節目である成人式には、色々な方からお祝いを頂く事が多いとおもいます。

お祝いを頂いた後に悩むのが、「お祝い返し（内祝い）をどうしよう？」という事ではないでしょうか？基本的にお祝いのお返しは必要ないと言われていますが、そういう訳にはいかない場合もありますよね？

「品物」や「お礼の手紙」とお祝い返しはいろんな方法がありますが、マナーとしてどれが一番良い方法なのでしょうか？またお返しの際の、のしの書き方などなど悩まれる部分が沢山あるかと思いますのでご紹介していきます。

成人式のお祝い返しで品物は必要？

成人式のお祝い返しでは、基本的に身内から頂いたお祝いはお返ししなくても良いとなっていますし、特に品物でお返しする必要はありません。

ただし、お祝いを頂いたのですからお礼の気持ちをお伝えするという事は必要です。

本来はお伺いしてお礼をする方が好ましいですが、お伺いできない距離の方もおられたりしますので、お礼の手紙や電話でお伝えするだけでも大丈夫ですが成人式の写真を送られるとそれ以上に喜ばれますよ。

また地域や家柄によって、成人祝いの内祝いとしてお祝いを頂いてない相手にも配ることもあります。

中には身内やお友達とのお付き合いの程度によって、お祝い返ししないといけない場合もありますよね。

この場合は、お祝いの金額の3分の1～半額程度のお返しをするのが一般的です。

お返しするものは特に決まっていませんが、洗剤などのような日用品の消耗品がおすすめです。中には、お相手の好みで選べるカタログギフトなんかも人気です。

もしお祝い返しをする場合は、のしを必ず付けましょう。

成人式のお祝い返しののしの書き方は？

成人式のお祝い返しや、内祝いとして品物を配る場合に必要なのがのし！

お祝いごとや内祝いに使われるのし紙は「紅白の蝶結び」の水引きを使用します。

のしの表書きの書き方については、

紅白蝶結びより上段…「内祝」「成人記念」「御礼」
紅白蝶結びより下段…成人式を迎えた本人の名前

という風に書きます。

お祝いのお返しとしてなら、表書きは「内祝」で構いません。

成人式のお祝い返しの手紙の文例

成人式のお祝い返しは、基本的に必要ないのですが頂きっぱなしだと少し礼儀にかけますので、必ずお礼の電話なり手紙をお出しして感謝の気持ちをお伝えしましょう。

内容は、お祝いを頂いたお礼の言葉と成人式を迎えての感想やこれからの抱負や思い、これからのお付き合いを願う言葉などを書きます。

♦成人祝いのお礼状・手紙の文例

・改まった相手の場合

拝啓　新春の候、皆様におかれましては益々ご（健勝/清祥）のこととお慶び申し上げます。
先日は、私の成人式に際しまして、お心のこもったお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
大人としての自覚を持ち、責任ある行動を心がける決意を新たに精励いたす所存でございます。
とはいえ、まだまだ（若輩/未熟者）な私でございますが、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
時節柄、寒い日が続きますので何卒ご自愛専一にて、皆様のますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら書中をもちまして、成人お祝いの御礼を申し上げます。

敬具　

平成○年○月○日

ΟООΟ

・親しい人の場合

伯父様
拝啓　新春とはいえ厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしですか？
先日は、心のこもったの成人のお祝いをいただき、ありがとうございました。
伯父様をはじめ、多くの方の愛情に支えられ、無事に成人式を迎えることができました。心から感謝しています。
これを機に、一人の大人としての自覚を持ち、社会に貢献できるよう、これまで以上に精進していきたいと思います。
とはいえ、まだまだ（若輩/未熟者）ですので、これからもどうぞご指導よろしくお願いします。
時節柄、どうかお身体に気をつけてください。

○○（署名）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

平成○年○月○日