多汗症の症状は沢山あります。
顔や手、脇、足、頭、全身と人により悩みもバラバラです。
どの部分でも汗が多く出るとスッキリしませんよね?
原因も様々で、自分でも何が原因で多汗症になったのか解りません。
そこで、原因を知ることで、ご自身でどういった対策や改善方法を
取り入れていけばいいのかが判断できると思います。
そして日常生活で大事な食事が、
多汗症の改善に効果があるとされるオススメ食材などもご紹介していきます。
多汗症治療は食事で改善できる?
多汗症は自律神経や女性ホルモンのバランスやストレス&病気と言った事が原因で
汗が多くなるという症状となって現れます。
特に自律神経やストレスや女性ホルモンといった原因の場合は
食生活を見直すことで改善されると言われています。
症状を悪化させる食材
- 刺激の強い料理
- カフェイン
- 揚げ物や脂肪分の多い食材
刺激の強い料理
これは、交感神経を活発にしてしまうため
副交感神経とのバランスがとれなくなり発汗を起こします。
自律神経や女性ホルモンのバランスを崩す原因になりますので
辛いもの、酸っぱすぎるもの、甘すぎる物など濃い味の食べ物には注意です。
カフェイン
汗腺を刺激する物質になりますので
コーヒーやお茶の取り過ぎも注意です。
揚げ物や脂肪分の多い食材
肥満に繋がるため多汗の原因になります。
肥満の方はどうしても汗の量が多くなるため
多汗症+肥満のセットになると改善するのに時間が掛かってしまいますので要注意です。
症状を和らげる食材
- 大豆製品
- ハーブ
- 女性ホルモン食材
- 体を冷やす野菜
大豆製品
主に(納豆、豆腐、豆乳、味噌)などは
イソフラボンが豊富に摂取できますので発汗作用に効果的です。
ハーブ
リラックス効果を高める事が出来ますので
交感神経を抑える事が出来ます。
ハーブティーやアロマオイル・入浴剤など。
女性ホルモン食材
「植物性エストロゲン」を含んでいますので
自律神経を整える働きがあります。
「大葉」「アボガド」「もやし」「山芋」など。
体を冷やす野菜
身体の余分な熱を逃がすカリュウムが多く、
熱のこもらない体を作る効果があります。
「きゅうり」「トマト」「ナス」「ゴーヤ」など。
多汗症の原因と食事の関係は?
多汗症には、
手、足、脇、頭と言った身体の一部分から多くの汗がでる「箇所性多汗症」と、
背中、腹、お尻など全身から汗がでる「全身性多汗症」があます。
この2つの症状の原因は別とされています。
箇所性多汗症
多汗症で悩まれている9割以上の方は「箇所性多汗症」と言われています。
原因のほとんどが精神的なものとされており、
緊張や不安、ストレスにより過剰に汗が出てきます。
精神的な理由で交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで
交感神経が活発になりエクリン腺から多量の汗が出ます。
主に汗腺が集まっている手のひら、足裏、脇に汗が多く出ます。
全身性多汗症
原因がはっきり解明されていませんが、病気や疾患などの影響と言われています。
主に「甲状腺機能亢進症」「糖尿病」「褐色細胞腫」
「急性リウマチ」「更年期障害」などの疾患が上げられます。
気温など関係なく、急に汗の量が増えたりした場合は
身体の不調が原因で多汗症になってる恐れがありますので
病院で検査してもらいましょう。
また、運動不足による新陳代謝が悪くなっている可能性もありますので
生活習慣の見直しをしてみてください。
食事との関係
多汗症のほとんどの原因は箇所性多汗症 が最も多く
精神的な理由で引き起こるとされていますので、
先ほど例に上げた、大豆製品・ハーブ・女性ホルモン食材・体を冷やす野菜などを
摂取しましょう。
ただし、冷たい飲み物で体を冷やしすぎると
自律神経のバランスが乱れてしまいますので注意です。
多汗症で顔や頭に多量の汗の悩み改善策
顔や頭に多く汗が出ると、ひと目に付きやすい部位であるため
気にし過ぎることでストレスが加わり悪化し悪循環になってしまいます。
そこで、改善策として
●ツボを指圧する
人差し指と親指の付け根を指圧する。
●首周りを冷やす
首を冷やすことで体温を下げ発汗を抑える効果があります。
●半側発汗法を行う
胸の乳輪周辺を強く圧迫することで、発汗を抑えます。
●効果的な食材の摂取
上記の例のような食材
●ミョウバン水を使用する
ミョウバン水を作り顔に吹きかけると制汗作用があります。
●漢方で治す。
多汗症の原因を治すために漢方を使用する。
症状によって漢方の種類も変わってきますので
ご相談して処方してもらって下さい。
最後に
多汗症の原因や症状も人により様々です。
原因をしり対策することで症状が和らぐことが出来ます。
そして、ストレスをかけないような日常生活を送るよう
心がけてみてください。
また、食事の大事さもわかってもらえたかと思いますので
食生活の改善をオススメします。
コメント
暑さのせいだけではないと思い調べてみました。
ホルモンバランスが悪いのも、卵巣が片方ないのと、確かに食生活が悪いです。
血液検査では異常数値がないようなので、食事をまず気をつけます。
それでも改善されなければ、検査受けてみようと思います。
参考になりました。ありがとうございます。