紫外線対策は多くの人はしてると思いますが、
実は紫外線は目からでも日焼けすることがわかりました。
何故、目から日焼けするのでしょう?
また、日焼けの他に紫外線で目が痛くなって開けれなくなったり、
日焼け止めを塗ると目がしみるといった症状の方が多かったので調べてみました。
目から肌の日焼けはする? 原因や症状は?
目から入った紫外線の影響によって、肌が日焼けするといったことが
言われています。
これは、大阪市立大学医学部の井上正康教授によるマウスの実験の結果で
紫外線を目に当てたマウスが、他の部分の日焼けが確認されからだそうです。
日焼けした原因は、60パーセントの紫外線が目から入って
脳(脳下垂体)が感知しメラニン生成の指令が出された結果だそうです。
つまり、人の体は紫外線を浴びると紫外線から身を守るために
メラニン色素を生成するようになっていて、そのメラニン色素で肌が黒(茶)になるんですね。
目に受けた紫外線は、脳が危険と判断し、肌に指令を出して紫外線から守ろうと
メラニン色素を生成してしまい、肌が日焼けするといった症状になるわけです。
なので、日焼け対策をされている方は、顔や身体だけじゃなく
目も日焼け対策が必要だということです。
ただ、紫外線が目に及ぼす影響は日焼けだけではなく、
角膜炎や白内障といった病気の原因でもあるので
違う意味では目の紫外線防止の対策が必要です。
目が日焼けして痛い!対処法はある?
目が日焼けして痛くて開けれなくなったりしませんか?
目は紫外線をまともに吸収しやすいので、目が焼けてしまう方が多くいらっしゃいます。
目がシクシク痛みがあったり、涙がでたり、目が開けれなくなったり頭痛の原因にもなります。
一般的に「目が焼ける」といった表現で言われています。
一種のやけど状態になります。
紫外線で目を焼かないためにはどうしたらいいのでしょうか?
また、焼いた場合の対処法などはあるのでしょうか?
焼かないためには日差しの強い日中は外に出ないのが一番ですが、
- 外出するときはしっかりUVカットできるサングラスやメガネを使用する。
- つばの広い帽子や日傘を使用する。
- UVカットできるコンタクトレンズをつける。
- 紫外線防止の目薬をさす。
もし、目を焼いてしまった場合、
やけどと同じでまずは、目を冷やして、洗浄したり、目薬(紫外線焼け用)などで
目の角膜の炎症を抑え水分の補給をして下さい。
目が日焼け止めを塗るとしみるのは何故?
顔に日焼け止めを塗ると目がしみるといった事はないですか?
しみるからといって顔に日焼け止めを塗らない訳にはいきません。
原因は日焼け止めにアルコール成分が入っている場合が殆どで、
もし、目がしみる場合はアルコール成分の入っていない日焼け止めを使ってみてください。
それでもしみる場合は、アトピーの子供用の日焼け止めをオススメします。
ただ、日焼け止めを塗った後白くなるかもしれませんが、
化粧下地のしたに使うなど工夫することで気にならないと思います。
他に、化粧下地、ファンデーションとしても機能してくれる
SPF50・PA+++のBBクリームなどもしみなくてオススメです。
最後に
これからますます日差しが強くなってきます。
もし日焼けして困っている場合はメラニン色素の沈着を押さえ
日焼けした後の対策に良いと言われるビタミンCをしっかり取りましょう。
では紫外線対策を怠らないように頑張って乗り切って下さいね。