節分に「鬼は外」「福は内」の豆まきを一般的なやり方でマンションやアパートですると、同じマンション内の方や近隣にご迷惑をおかけする事もあります。
上の階に住んでれば下の階の方や通行人や車などに当たったらどうしよう…。近隣トラブルになったら嫌だなぁ~…。などを考えて
豆まきしないべきか?
でも豆まきはしたいし…。
と悩んでしまいますよね。
そこでマンションやアパートでも、安心して節分の豆まきが出来るやり方をご紹介したいと思います。
節分の豆まきをマンションやアパートで撒くやり方!
マンションやアパートの場合、ベランダはあるけど個々にお庭がなかったり、玄関の外も共有の敷地だったりで、豆まきをするのを気が引けてしまいます。
豆まきで近隣の方とトラブルになるのも嫌ですしね。
基本的に「鬼は外」で外に撒く豆まきは、近所迷惑になりますのでしない事が一番なのですが、それでもマンションやアパートに住んでいる皆さんは色々と工夫をされて豆まきを楽しんでいます。
一般的な豆まきのやり方では出来ませんが、それぞれにご家庭のルールを考えて出来る範囲でされていましたのでご紹介していきます。
まず、近隣の方の迷惑にならないように撒くという事を前提としたやり方です。
- 玄関から外に撒かない
- 各部屋の窓から外に撒かない
- ベランダの窓から外に撒かない
- 玄関やベランダの場合、撒かずに置く
- 豆を包んで投げる
- 窓やドアを閉めて撒く
- 離れた場所から撒く
- 落花生を豆の代わりに撒く
- 玄関やベランダから豆が出ないように囲いをする
このように部屋の中から、豆が外に出ないようなやり方をされていました。
●玄関・各部屋の窓・ベランダから外に撒かない
一般的に豆まきの風習は玄関や出入り口、窓を開けて「鬼は外」で外に向かって投げます。
外に撒かないというのは、玄関や窓、ベランダに向かって投げるが外に出ないようにするという事です。
●撒かずに置く
言葉の通り豆を撒かない(投げない)で、「鬼は外」と言いながらそっと置く感じにする。多少は豆が散らかるが最小限に抑えられる。
●豆を包んで投げる
豆を小分けにラップ等に包んで投げる。包んであるから豆がバラバラに飛び散らないので簡単に後片付けしやすい。
豆を回収後も食べられて衛生的にも良いです。
●窓やドアを閉めて撒く
基本は鬼を追い出すために窓やドアは開けますが、マンションやアパートの場合、豆が外に出るとマズいので一層の事ドアや窓は閉めておこうという発想です。
●離れた場所から撒く
窓やベランダまで少し離れた部屋の端や入り口から、窓やベランダに向かって撒いたり、玄関につながる廊下の端から玄関に向かって撒きます。
そうすることで普通に豆を投げる事が出来ます。ですが、少しは注意しながら投げましょう。
●落花生を豆の代わりに撒く
豆まき用の豆ではなく、落花生を撒くことで後片付けが楽にできる。
多少は散らばるが落花生の大きさなら見つけやすい。
中には袋に入ったキャンディーを撒くという方もいました。
●豆が出ないように囲いをする
玄関やベランダのドアを開けて撒く場合、 豆が敷地内から出たり落ちたりしないように予め養生をしておく。
中には囲いに鬼の絵を書いて的にしている方もいました。
豆まきをする前に、一度家族と話し合ってルールややり方を決めておくと、ご近所に迷惑かけずに楽しく節分の豆まきが出来ますよ。
節分で豆まきした後片付けはいつする?
上記のやり方ですれば基本的に豆が敷地外に出ないのですが、一応必ずチェックはしましょう。
マンションやアパートによって違いはありますが、節分に豆まきをする事を当然考えていると思いますので、節分後に管理人のかたが掃除をしに来るかもしれません。その前に後片付けをしておくほうがお互い気持ちがいいですよね。
分譲マンションなんかだと玄関前に門があったりします。どこまでが敷地で共用部なのかそれぞれ違うので一概に言えませんが、翌日に豆まきの後片付けをしようとそのままにしていたら、翌朝掃除がされていて「これって豆まきするなってこと?」とか色々考えすぎて悩まれていた方もいました。
些細なことが近隣トラブルの原因になったりしますので、豆まきが終わったらすぐに後片付けするようにしましょう。
上記でもお伝えした、豆をラップで小分けにして包んだり落花生やキャンディーにすれば後片付けが楽なのでおすすめです。
豆や、風習にこだわりのない方は試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?マンションやアパートでは、節分の豆まき以外にも色々と近隣とのお付き合いが大変だとおもいます。
隣や下の階の方に対しては騒音問題もあるでしょうから、最近では節分に豆まきをしないご家庭も多くなっています。
ですが、私は今でも子供の頃に家族で豆まきをして楽しかった記憶が残っていますので、是非子供さんの為にも工夫しながら豆まきを楽しんで欲しいと思います。