夏の疲れが取れずに起こる夏バテ!
夏バテで食欲がでない、吐き気もする、体がだるくて疲れやすい。
こんな症状になっていませんか?
そこで、食欲不振になる原因や、食欲を取り戻す解消法を
お伝えしていきます。
夏バテで食欲がでない時の解消方!
夏バテで食欲が出ないからと言って食事をとらないと
栄養不足になったり、体力もなくなりいつまでも夏バテの状態が続きます。
夏バテを解消するには、食事でしっかり栄養を取り、体力を付けましょう。
そうは言っても、食欲がなくて喉が通らない!という方の為に
夏バテ解消法をご紹介していきます。
食欲がなくても比較的食べやすく、夏バテに効果のある物は?
♦必要な栄養素を摂取する
ビタミンB1、B2・・・豚肉、うなぎ、レバー、大豆、豆腐、納豆、卵、緑黄色野菜、牛乳
ビタミンC・・・枝豆、トマト、ゴーヤ、アスパラ
クエン酸・・・レモン、梅干し、グレープフルーツ、キウイ
タンパク質・・・卵、豆腐
消化が良く、免疫機能を高めることができ、疲労回復に良いとされる
栄養素と食材でした。
その中でも食欲がないときは、
豆腐・納豆・梅干し・レモン・トマトなどが比較的食べやすいでしょう。
ただ、体力をつける為には豚肉やウナギ、卵などを食べる事をお勧めします。
無理に食べる必要はありませんが、
回復してきたら食べるようにしてくださいね。
その他に、甘酒も夏バテに効果があります。
甘酒は点滴と同じくらいの栄養があり、疲労回復に効果的で
消化吸収を助ける働きがあるので、甘酒の味が苦手でなければ飲んでみてください。
アルコールフリーの米麹から作られた甘酒がおすすめです。
♦体を温める(入浴)
食欲がなくてもできる解消法は、夏のエアコンなどで冷えた体を温め、
汗をかくことが効果的です。
体が冷えすぎると正常に体温調節ができなくなったり、
自律神経が乱れてきます。
自律神経が乱れると胃腸の働きが悪くなり、食欲不振になってしまいますので
体を冷やしすぎないようにしましょう。
♦冷たい食べもの飲み物は控える
こちらも「体を温める」と同じで、冷たいものを摂取しすぎると
体内が冷えて胃腸の働きが悪くなり、更に食欲がなくなります。
夏バテになると食べやすい冷たい飲み物や食べ物を摂ってしまいがちですが、
出来るだけ控えて、暖かい飲み物や食べ物も摂るようにしましょう。
♦睡眠
当たり前のことになりますが、睡眠をとることは必要不可欠です。
特に「体が疲れているなぁ~」と感じたらしっかり睡眠をとりましょう。
睡眠不足になると、体力も低下したり自律神経も乱れやすくなります。
夏場はどうしても眠りが浅くなってしまいますので、
早めの就寝を心掛けてください。
夏バテで食欲がでない原因は?
夏バテの原因は、夏の気温が高くなると体もそれに合わそうと頑張り、
エネルギーの消費量も多くなり体力の減退となってきます。
夏場の体力減退に大きく関わってくるのが
「睡眠不足」「冷え」「栄養不足」「水分不足」「疲労の蓄積」
などが要因となります。
こういったことから食欲がでなくなってしまい、
更に体力や疲労が蓄積されて夏バテしてしまいます。
その他に、水分の取りすぎにも注意が必要です。
夏の水分不足は熱中症などの危険性はありますが
水分を取りすぎると食欲不振や体のダルさが取れにくくなりますので
適切な水分補給を心掛けましょう。
目安としては1日1.5~2ℓをとる事がお勧めですが、
コップ1杯をこまめに分けながら飲むようにしましょう。
夏バテの食欲不振で吐き気対策は?
夏バテの症状はいくつかありますが、
栄養を摂り、体力を付けないといけない夏バテで厄介なのが吐き気!
「食欲不振が原因で吐き気がする」
「吐き気が原因で食欲不振になる」
どちらも同じことですが、夏の暑さで胃腸が弱っていることから起こります。
とにかく気持ちが悪くて食べものを受けつけない場合は、
水分だけでもしっかりとってください。
ただし、水分補給するときは塩分も摂れる「経口補水液」がおすすめです。
スポーツドリンクも良いのですが、糖分も多く入ってますので
飲みすぎると逆効果になってしまいます。
これは糖質をエネルギーに変えるビタミンB1などの栄養素が
消費してしまいます。
ビタミンB1が不足すると疲労感や脱力感を感じやすくなり
体力も低下してしまいます。
食欲がないときや吐き気がするときは、
思うほど食事がとれず栄養不足になっていますので
糖分の少ない食べものや飲み物を摂りましょう。
食欲や吐き気が少し改善した時に、
ビタミンB1が豊富に含まれた豚肉などや食材を摂取してみてください。
まとめ
夏バテで食欲がなくなると必要な栄養素が摂れなくなります。
気温の変化で自律神経の乱れや体力が低下してしまったら
無理をせず体を休ませましょう。
少しずつバランスの良い食事をとり、体力を回復させてください。