博多で700年以上続いている伝統ある博多祇園山笠。
博多どんたくも素晴らしいお祭りですが、
より一層盛り上がりを見せるのは博多祇園山笠です。
そんな、博多祇園山笠2015年の日程や、メインイベントの追い山笠情報と、
見学ポイントをご紹介していきます。
博多祇園山笠2015の日程や追い山の時間は？
博多祇園山笠のクライマックスで、一番の盛り上がりを見せるのは
「追い山」です。
追い山とは、ふんどし姿の勇ましい男たちが約1トンもある舁き山を担ぎ、
博多の町の約５kmのコースを走ります。
博多祇園山笠を見に来て、「追い山」を見なくては山笠に来た意味が無いほどの
メインイベントなので是非お見逃しなく。
博多祇園山笠2015年の日程
7月1日（水）～7月15日（水）の2週間行われます。
追い山の開始時刻：15日 午前4時59分
博多祇園山笠スケジュール
7月1日（水）
注連おろし・・祭り初日に舁き山笠の流区域を清める行事で、期間中の安全を祈願します。
ご神入れ・・山笠に神を招き入れる神事。櫛田神社の神官がスケジュールに沿って各山笠を回って催行します。
当番町お汐井とり・・その年の各流の当番長になった町の人達が、一足先に箱崎浜まで行き、汐井（真砂）を小さな升やかごに入れて持ち帰ります。
7月9日（木）
全流お汐井とり・・1日の夕方の当番町お汐井とりとほぼ同じで、各流ごとに午後6時～7時過ぎにかけて箱崎浜で沈む夕日に柏手を打って安全を祈願する。
7月10日（金）
流舁き・・それぞれの流区域内を舁き回ることからこの名となります。
7月11日（土）
朝山笠・・流舁きの一種で、早朝に町総代や旧役員を呼んで接待するところから祝儀山とも呼ばれる。
他流舁き・・1日2回舁くのはこの日だけで、流の外に出るところから名付けられています。
7月12日（日）
追い山ならし・・追い山笠のリハーサルとして行われ、一番山笠から順次「櫛田入り」して奈良屋町角の廻り止め（ゴール）までの約4kmのコースを全力で舁く。
7月13日（月）
集団山見せ・・昭和37年から福岡市の要請で始まり、当初は昭和通りで行なわれており、昭和58年からは明治通りの呉服町交差点～天神（福岡市役所）間約1.3kmが舞台となりました。
7月14日（火）
流舁き・・追い山笠では、慣れた若手やベテランの舁き手が交代で山笠に付くので、未熟な舁き手にとっては、その年が山笠が舁ける最後のチャンスでもあるそうです。
7月15日（水）
追い山笠・・大太鼓の合図とともに一番山笠から順に「櫛田入り」。
その後、境内を出て旧博多部に設けられた約5kmの「追い山笠コース」を須崎町の廻り止め（ゴール）を目指して懸命に舁く。
追い山を見に行くならコースを知っておかないと、
見学するポイントが分からないと思いますので
ご紹介していきます。
博多祇園山笠の追い山のコースは？
櫛田神社がスタート地点になります。
- 東長寺～承天寺 山笠と縁の深い両寺門前に山笠が回る清道が設けられる。
- 旧東町筋～西町筋 道幅が狭く、熟練の舁き手が担当する。ここではスピードも上がり迫力がある場所。見学する場合は注意。
- 大博通り 道幅が広く歩道もあるので、子連れでも安心して見物できる場所。
- 廻り止め 追い山の決勝点。舁き手が最後の力を振り絞る姿は見応えがある。
博多祇園山笠の追い山の見学ポイントは？
スタート地点の櫛田神社は人混みがすごく多いので、
山笠を初めて見る方はオススメできません。
オススメは博多駅からも比較的に近く、山笠を見るのに適しているのは、
東長寺清道の祇園町交差点周辺
東長寺の前を通る時に大きなカーブを曲がる迫力がスゴイ！
承天寺清道
承天寺前でUターンし、旧東町通りの狭い道に突っ込んで行く危なっかしさがスゴイ！
旧東町通り
旧東町通りは狭く、大きな山笠が通るハラハラ感があり、
見学する時も注意しないといけないくらい迫力があります。
また、勢い水もかかりますので注意して下さい。
メインイベントを見逃さないためにも、追い山を見に行かれる場合は、
現地には１時間前には到着して見物場所で待機しておくことをオススメします。
まとめ
１５日の追い山笠は早朝行われますので見学できない場合は、
リハーサルとして行われる１２日の「追い山ならし」は午後からの開始なので、
見学するといいでしょう。
リハーサルと行ってもかなり本気で走りますので見応えは十分ありますよ。
