梅雨時期に気を付けたいのが小麦粉などの粉物の食材!
梅雨時期はダニが繁殖しやすい環境になり、
特に小麦粉などの粉ものの食材に大量に発生します。
それに気づかず食べてしまいアレルギー症状が出たという方が
沢山いるようです。
特にダニアレルギーのある方は、アナフィラキシーショックを起こし
病院に搬送されたというケースもありますので
注意しなくてはなりません。
そこでダニの繁殖を防ぐ為に、小麦粉や粉ものの食材の
開封前に注意する事や開封後の保存方法と、
すでに開封している小麦粉などにダニがついていないか
見分け方のポイントなどをお伝えしていきます。
小麦粉のダニの繁殖を防ぐ開封前の注意点!
ダニアレルギーの方でけじゃなくアレルギーの無い方でも
多量のダニを体内に摂り入れてしまうと
症状がでる可能性があります。
アレルギー症状は
じんましん・かゆみ・下痢・腹痛・嘔吐・腹痛・ぜんそく・
鼻詰まり・目が充血・意識低下などが
食後すぐや5時間後位後に症状が出たりします。
小麦粉の中でも、お好み焼き粉やホットケーキなどに使う
ミックス粉が最もダニの繁殖が多く、9割がこの粉が原因だそうです。
また粉もの以外でも、かつお節や干しエビ、しいたけなどの乾物も
旨味成分があるためダニが発生しやすく危険です。
開封前に知っておかなくてはならないのが、
ダニは0.3mmほどの小さな生き物ということ!
何が言いたいのかといいますと、
密封するジップロックやビンなどの容器でも
簡単に侵入してくるという事です。
密封容器に移したからといって安心はできません。
そこで、小麦粉などの開封後をどのように保存するのか
説明していきます。
小麦粉のダニの発生を防ぐ保存方法とは?
上記でもご説明したとおり、ダニの侵入を防ぐことは困難です。
ただ、ダニは温度が20℃以下・湿度が50%以下になると弱ります。
更に湿度が40%以下になると死にますので
湿度を50%以下に保つ場所に保存しておけば
繁殖を防ぐことが出来ます。
♦おすすめの保存方法
●密封容器に移し冷蔵庫に保存する
冷蔵庫の中は温度が低いためダニは繁殖しません。
データにも冷蔵庫で保存した製品からダニが検出されなかったと
報告されているようです。
●密封容器を2重にする
冷蔵庫以外で保存する場合、密封容器を2重にすることで
ダニの侵入を防ぎます。
外側の密封容器に乾燥剤をいれることでダニを弱らせ
退治する事ができます。
●小分けにする
出来るだけ密封率の良いタッパやビンなどを使い、
少量だけ出すようにしましょう。
それ以外の残った小麦粉などは冷蔵庫などに
保存しておきましょう。
●早めに使い切る
冷蔵庫に保存していても、
出来るだけ早く使いきりましょう。
小麦粉のダニの見分け方は?
ダニが繁殖すると小麦粉などの白い製品は
薄い肌色に変わっていたりします。
黒っぽい製品は白濁している感じに見えます。
また、小麦粉などにダニが繁殖している場合は
粉が蠢くみたいなので、粉が動いていないか
目で確認してみて下さいね。
まとめ
小麦粉などの粉製品に関わらず、出来るだけ早く使い切るか
密封容器に移し替えて、冷蔵庫に保存しておいて下さい。
もし使いかけの小麦粉や、お好み焼き粉が残っていて
冷蔵庫に保存していなければ処分された方がいいかもしれません。
アレルギー以前にダニを食べてると考えただけで
少し気持ち悪いですしね。^^;