秋の食材で美容にもダイエットにも良いと言われている「さつまいも」!
なぜ美容やダイエットに良いと言われているんでしょうか?
そもそも、さつまいもは太るのか?痩せるのか?気になるところですよね。
また栄養価や食べ方についても解りやすく記事にしていきますので
ご参考にしてみてください。
さつまいもを食べると太るの痩せるの?
さつまいものイメージは「太る」と思われている方が多いようですよね。
たしかに、天ぷら・大学芋・スイートポテトなどは高カロリーになります。
ただ、蒸し芋や焼き芋だと低カロリーの食べ物なんです。
そう、調理のやり方次第で高カロリー食材に変わってしまうんですよね。
では何故、さつまいもはダイエットに適しているんでしょうか。
- 低カロリーで腹持ちが良い。
- 栄養価の高い食材。
- 消化吸収が遅く、太りにくい炭水化物。
- 満腹感がある。
- 脂肪の吸収を抑える効果がある。
- 食物繊維が豊富。
その他にも、スイーツ感覚・ビタミン、ミネラルが豊富、単価も安い等があげられます。
♦さつまいものカロリー
さつまいもは調理次第でカロリーが高くなるとお伝えしましたが、
どれ位のカロリー差があるのか見てみましょう。
さつまいもカロリー: 100gあたり 132kcal
・蒸し芋・焼き芋の場合
基本的に素材のみの調理になりますので低カロリーです。
Mサイズ(200g1本): 264kcal
・大学イモの場合
油で揚げたあと、砂糖とみりんの甘い蜜を絡めている。
Mサイズ(200g1本)+その他調味料 582kcal
・さつまいもの天ぷらの場合
油で揚げる。衣の量にもよるが天ぷら粉のカロリーもある。
Mサイズ(200g1本)+その他調味料 498kcal
・スイートポテトの場合
砂糖やバター・生クリーム・卵黄などの食材を使用する。
Mサイズ(200g1本)+その他調味料 548kcal
このように、素材以外の油や食材、調味料などを使うことで
高カロリーになることがお分かりいただけます。
ですが、これが駄目ということではありません。
天ぷらなら衣の量を抑えたり、
その他の料理なら素材以外の物の量を少なくするなどの工夫次第で
カロリーを抑えることが出来ます。
それと、さつまいもは元々低カロリー食材なので、
食べ過ぎなければ油を使っていても
カロリーのとり過ぎにはなりませんので、
調整しながら食べて下さいね。
注意点としては、蒸し芋や焼き芋であっても、
カロリーが存在しますので、食べ過ぎるとカロリーオーバーになりますので
ご注意して下さい。
♦さつまいもを使ったダイエット方法
基本は1日1食、白米と置き換えるだけです。
・蒸かしたさつまいも150gを昼か夜に主食代わりに食べる。
理由は、同量を比較した時、白米よりさつまいものほうがカロリーが低いため。
ちなみに朝をさつまいものみもでもOK!
・皮ごと食べる。
皮の内側にはビタミンやミネラルが多く、
デンプン分解酵素のヤラピンという成分が多く含まれているため、
消化が早く、お通じを良くする働きがあります。
さつまいもの栄養と効果は?
さつまいもは栄養価が高いとお伝えしましたが、
どのような栄養や効果があるのか見てみましょう。
- 食物繊維 :血糖値の上昇抑制、血中コレステロールの改善、便通の改善、腸内環境の改善
- カロテン :体内に入ってビタミンAとなって、目や皮膚、粘膜の健康を維持
- ビタミンB1 :脳神経系・皮膚・粘膜を正常に保ち、糖代謝に関与
- ビタミンB2 :糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関与
- ビタミンC :コラーゲンを生成するために不可欠な成分で肌の健康を維持する効果がある。また、抗酸化作用があり老化防止効果がある
- カリウム:高血圧・脳卒中・骨粗しょう症の予防に効果がある
- 鉄 :鉄欠乏貧血の予防・改善、疲労の防止、体温維持に効果がある
この栄養素を見ての通り、ビタミンも豊富で食物繊維も多く含まれていますので
ダイエットだけではなく美容にも効果的な食材です。
さつまいもの栄養は皮が重要?
さつまいもその物の栄養価が高いのですが、
先程もお伝えした通り、皮にも重要な栄養素が含まれています。
- クロロゲン酸
- ビタミンC
- カリウム
- カルシウム
- βカロチン
- ヤラピン
・クロロゲン酸
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。
シミ予防や美肌効果が期待できます。
・ビタミンC
ビタミンが豊富に含まれていて、りんごの約10倍あると言われています。
・カリウム
高血圧・脳卒中・骨粗しょう症の予防に効果があります。
また、塩分が多くなると体内の水分も多くなるため、
むくみの原因になります。その余計な塩分を調整してくれますので
体内の水分を減らしむくみを解消してくれます。
・カルシウム
イモ類の中でも、特にさつまいもはカルシウムが多く、
皮部分は実より5倍も多く含んでいます。
・ヤラピン
唯一、さつまいもだけに含まれるヤラピンという成分は、腸の運動を促進し、
便を柔らかくする(緩下作用)があるので便秘の方はお通じが良くなります。
これは食物繊維とヤラピンの相乗効果によるものなので、
他の食材では得られない効果です。
まとめ
さつまいもは美容や健康にもいい食材という事をお分かり頂けたかと思います。
もちろんダイエットにも効果的ですね。
また、皮は捨てずに一緒に食べることで、
さつまいも本来の栄養素を取り入れることが出来ますので、
皮ごと食べるようにしましょう。