秋の食材の栗!この栗の皮が上手く剥けないって事ありませんか?
外側の硬い「鬼皮」や内側の「渋皮」があり、
特に、渋皮が栗に引っ付いてしまって取りづらいですよね。
そこで、簡単に皮むき出来る方法や、
茹で方と保存方法をご紹介していきます。
栗の簡単な皮むき方法!
基本的に栗の皮を剥くには水や熱湯に浸けると
皮が柔らかくなって剥きやすくなりますが、
それでも、渋皮が残ったりする場合があります。
そこで、こちらの方法を試して頂くと渋皮も簡単に取れやすくなります。
♦茹でた後に一度冷凍する方法
- 鍋に栗と水を入れて茹でます。
- 沸騰してから1分ほど置き、その後火を消し鍋にフタをして冷まします。
- 冷めれば栗を鍋から取り出して冷凍します。
- 解凍した栗の皮を剥けば渋皮が簡単に剥くことが出来ます。
♦圧力鍋を使う方法
圧力鍋を使った栗の皮むきを2通りご紹介します。
●栗をそのまま圧力鍋に入れる方法
- 栗の尖った部分に十字の切込みを1cm程入れます。
- 圧力鍋に栗が浸るくらい水を入れ7分程度加圧します。
●一旦、鬼皮を剥いた後に圧力鍋に入れる方法
- 鬼皮を剥いた後、渋皮が残っている状態の栗を圧力鍋に入れます。
- 水を入れ、10分程茹でて冷めてから皮を剥く。
圧力鍋で茹でることで渋皮が、スルスル~と剥きやすくなりますので
一度試してみてくださいね。
♦フライパンで炒める
- 鬼皮を剥いた後、渋皮が残った状態で渋皮に少し切れ目を入れます。
- フライパンに多めの油を入れ、色が変わるまで炒めます。
炒めた皮も食べれるそうですよ。^^
♦電子レンジを使う方法
- 栗の鬼皮に一周ぐるっと切れ目をいれます。
- ラップをして電子レンジで30秒程加熱します。
- 冷めないうちに皮を向きます。
栗を簡単に茹でる方法は?
栗は出来るだけ早く水に浸しておきましょう。(半日くらい)
そうすることで、虫対策や茹でたあとの皮むきが楽になります。
- 栗を半日程度水に浸します。
- 栗に切れ目を入れ、沸騰したお湯に栗をいれます。
- 沸騰したまま20分間茹でれば完了です。
切れ目を入れておくことで、茹でた後の皮むきがかなり楽になります。
- 栗を半日程度水に浸します。
- 栗に切れ目を入れます。
- 鍋に多めの水を入れ、塩と栗を入れます。(塩は1Lの水に対して大さじ1/2)
- 沸騰したら弱火にして、40分程度たまに混ぜながら茹でる。
- お湯が冷めるまで栗を出さずにそのままにしておく。
一手間かかりますが塩で栗の甘みが引き立ちます。
また、お湯が冷めるまで栗を入れておくことで、
栗のパサパサ感やアクが取れ、皮も剥きやすくなりますので
一度試してみて下さいね。
栗の保存のやり方
栗をすぐに調理しない時は、冷蔵庫で保存しておきましょう。
その時、できれば下処理をして冷蔵庫に保存しましょう。
●下処理のやり方
- 80度のお湯を沸かす。
- 栗を入れる
- 80度以上にないように弱火にして1分間置く。
- 栗を出し、水気をきる。
- 表面が乾く程度に陰干しする。
- ビニール袋に穴お開け、冷蔵庫で保存する。(結露防止)
保存期間は1週間~長くて1ヶ月程度の保存可能です。
冷蔵庫に入らないくらいの大量の栗は、とりあえず水に浸しておきましょう。
1週間程度なら風味を落とさないで保存できます。
冷凍保存する場合
冷凍保存すれば半年は保存可能です。
しかも冷凍することで甘みが増し栗が美味しくなります。
●冷凍保存の下処理
- 栗を水に1日浸けておく。
- 水気を拭き、半日陰干しをする。
- 冷凍庫へ保存
茹でた栗を冷凍する場合は、そのまま冷凍庫に入れても大丈夫です。
解凍する場合は自然解凍にすると良いでしょう。
茹でた栗を冷蔵庫で保存する場合は、5日程度保存できます。
一度茹でた栗は風味も落ちやすく、硬くなりやすいので
早めに食べてしまいましょう。
その時、皮を剥いて密閉できる袋や容器にいれ
保存しておくことをオススメします。