春から就職することになった新入社員の皆さん。
御就職おめでとうございます。
新社会人の方や転職された方も、これから新入社員として期待と不安を抱いて新しくスタートする訳ですが、まず初めに入社式や入社初日に配属される部署の先輩方に挨拶や自己紹介、または簡単な一言を求められる機会が多くなります。
社会人として、あなたとしても先輩方に好印象をもってもらえるような挨拶をしたいですよね。
そこで、自己紹介や挨拶で好印象を持ってもらう為のポイントや内容、簡単な例文をお伝えします。
新入社員の自己紹介での挨拶のポイントとは?
各会社や企業などによって入社式の方法が違うと思います。というのも新入社員の一人が代表として挨拶する場合や、新入社員全員が自己紹介の挨拶をする場合もあります。
また、社内全体に向けての挨拶もあれば、これから配属される部署ごとの新入社員の自己紹介の挨拶もあります。
ここでは社内全体や代表としてではなく、一人ひとりの自己紹介や部署ごとの挨拶ポイントをお伝えしていきます。
自己紹介で特に意識しておく大事な3つのポイント
- 見た目や話し方
- 自己紹介の流れ
- 自己紹介の内容
●見た目や話し方について
見た目とは、清潔な服装や身だしなみと髪型が大事です。
これに関しては新入社員なら誰もがキッチリしているとは思いますが、第一印象で最も大事なことは見た目です。
見た目がキッチリできていれば、好感を持ってくれる方が大勢いらっしゃいます。
もし見た目がだらしなかったら「仕事もいい加減なんだろうな~。」と思われる場合もあります。逆にキッチリしていれば「仕事もキッチリしていて、細かい所に気が付く人」と思ってもらえます。
なので、身だしなみには気を付けましょう。
話し方とは、笑顔で元気よくはっきりと皆に聞こえる声で話しましょう。
声は小さ過ぎや大きくなり過ぎないように注意してください。
また姿勢よく先輩方の目を見て話しましょう。これは下に俯くのを防ぐためや、人と話すときに目を見て話すことは基本なので。
もし直視できなければ口元を見るようにすれば目を見て話してると相手は思いますので一度試してみてください。
●自己紹介の流れについて
- はじめの挨拶
- あなたの名前(フルネーム)
- 内容(あなたの人柄をしってもらう)
- 閉めの言葉
自己紹介にとる時間は約1分くらいがベストです。
たった1分でも、1分間自己紹介をしてみると結構長く感じるはずです。
1分もあれば十分伝えられますので1分を目安にしてみてください。
また、新入社員は自分だけじゃないですし、自己紹介に時間を取ってしまうと仕事にも影響しますので上記の流れが丁度いいでしょう。
●自己紹介の内容について
自己紹介とは、初対面の相手に対してあなたという人を自分自身で知らせる事をいいます。
相手の方はあなたの名前はもちろんのこと、一番あなたの人柄やどういった人なのか知りたいのです。
なので、あなたの今ハマッている事や、好きなこと興味や関心のある事を伝えましょう。
また失敗談なんかを入れてみるのも良いですよ。
そうすれば、先輩方から共感が出て話しかけられやすくなりますので是非、自己紹介の内容に入れてみてください。
それでは、自己紹介の流れと内容をもう少し分かりやすく説明していきます。
新入社員の自己紹介の流れと内容!
まず先ほどの3つのポイントを踏まえて、基本的な自己紹介の流れと内容から見ていきましょう。
- 挨拶
- 名前
- 出身地
- 趣味・興味・特技
- 今後の抱負
- 指導をお願いする言葉
♦挨拶
「おはようございます。」「こんにちは。」「こんばんは。」「はじめまして。」など当たり前の挨拶で結構です。
朝の朝礼などの時間に自己紹介するなら、「おはようございます。」と一言いいましょう。
♦名前
あなたのフルネームを伝えます。
例えば、「今日から○○課に配属になりました○○と申します。」という感じです。
♦出身地
出身地や出身校、専攻していたことを簡単に伝えましょう。
♦趣味・興味・特技
あなたの人柄やどういった人なのか伝える大きな部分です。
上記でもお伝えした、今ハマッている事や、興味や関心事、または学生時代にやっていた部活やスポーツでも構いません。
そこに失敗談なんかを入れると、よりあなたの人柄が伝わりやすくなります。
極端な例で「学生時代はサッカーをしておりました。試合中に転倒してしまい前歯が折れちゃい散々な目にあいました。でも懲りずに今でも週末には仲間と集まってサッカーをして楽しんでいます。」
極端ではありますが、軽く失敗談を入れることで笑える部分が出来て和やかな雰囲気になります。
♦今後の抱負・指導をお願いする言葉
抱負と言っても社会人になった所で経験もありませんので、余りにもこだわった内容になってしまうと上司や先輩からしてみれば「働いてもいないのに何ができるんだ!」と引かれてしまう場合があります。
ここは謙虚に社交辞令でも構いませんので、当たり障りのない抱負を伝えましょう。
「まだ経験もない未熟者ではありますが、まずは1日でも早くスキルを高め先輩方の戦力になれるよう、また会社に貢献できる人材になれる様、努力して参りますので、ご指導のほどよろしくお願いします。」
新入社員が自己紹介する為の例文
上記の例を踏まえて
おはようございます。
この度、○○部に配属になりました○○(フルネーム)と申します。
年齢は○○才で出身は○○県です。出身大学は○○大学で○○部に所属しておりました。
趣味はカラオケで、ひどい時は半日歌い続けたこともあるほど夢中になってしまう性格です。さすがに次の日は声が出なくなり誰とも会話できなくなる始末でしたが、この性格を生かし仕事にも夢中になり取り組んでいきたいと思っております。
まだまだ経験もない未熟者ではありますが、まずは1日でも早くスキルを高め先輩方の戦力になれるよう、また会社に貢献できる人材となれる様、努力して参りますので、ご指導のほどよろしくお願いします。
まとめ
新入社員は自己紹介をする機会が沢山ありますので、上記のポイントを参考にしてみてくださいね。
また歓迎会などでも自己紹介する場となりますので、この挨拶のポイントと当てはまる部分がありますので活用して頂けると幸いです。